ここ2〜3年の間に多数の分野で新しいモノづくりが活発になっています。自動車業界ではグーグルがドライバーを必要としない自動運転の試作車を公道で試験する発表もあったばかりです。
お墓も「小平霊園の樹林墓地」や「屋内墓地(自動搬送式の納骨堂)」など今までとは違ったスタイルが増えています。
購入しているご利用者の傾向としては、遠方地にあるお墓を「墓じまい」して「改葬(お墓の引っ越し)」する方が多いようです。
少子高齢化と核家族化によって供養のスタイルも変化しています。今回は購入前に知っておきたい「納骨堂とお墓の違い」や「屋内墓地のメリット・デメリット」をご紹介します。
納骨堂とお墓の違いや特徴を理解する
マンション型のお墓と言われることも多い「自動搬送式の納骨堂」ですが、一般的なお墓とは異なります。もともと、納骨堂は骨壷に入った遺骨を月額の利用料金を支払い「一時的に収蔵(保管)しておく場所」でした。
そのため基本的に納骨堂では「先祖供養する」ことや「お参りする」ようには造られていませんでした。つまり、遺骨を埋葬(埋蔵)し、代々継いでいく一般的なお墓とは性質が違っています。
しかし、都市部で「お墓不足が深刻化」するなかで「納骨堂でも法要やお参り」が出来るようにしたのが、ここ最近の「新しいお墓のスタイル」として提案されるようになった「自動搬送式の納骨堂」なのです。
また、寺院内に建てられることが多いこともあり「おひとり様用」または「夫婦2人用」の「永代供養墓(合葬墓)」として造られている納骨堂もあります。
屋内墓地のメリット・デメリット
基本的には「宗教が自由」「改葬の遺骨の受入が可能」「生前購入が可能」などの申し込み条件がちかい「民営霊園(外にあるお墓)」を比較対象として、今回の「屋内墓地のメリット・デメリット」をお伝えいたします。
また、屋内のお墓として継続利用するため一般的なお墓と同様にほとんどの場所で「年間の護持会費が毎年必要」となります。
屋内墓地のメリット
- 都市部の駅から歩ける場所が多い。
- 都市部でも約100万円前後から購入することが可能。
- お墓を継ぐ人がいなくなっても追加費用はない。
- 天候に関係なくお参りすることが出来る。
- 室内なのでお墓の手入れがほとんど必要ない。
- セキュリティが高くカードキーによる入館制限ができる。
都市部でお墓にあまり費用を掛けることが出来ない場合はお求めやすい屋内墓地がおすすめです。また、お車での移動が出来ない方でも駅から歩けるメリットは高いようです。
屋内墓地のデメリット
- 建物自体には耐久年数あるため将来的に不安。
- お盆やお彼岸などお参り時期に混雑しやすい。
- 遺骨が多くなると一部を合祀して小さい骨壷に移す必要がある。
- 継ぐ方いなくなった場合は「寺院の宗旨・宗派で永代供養」される。
- 墓石の種類やデザインは選べない場合が多い。
- 彫刻は限られたスペースにしか入れられない。
もともとが納骨堂なので「お墓を継がれる方がいる場合」や「故人の思い出や家の名前を残す」上では自由度が高い既存の外にあるお墓が良いでしょう。
最近のお墓は芝生墓地やゆとり墓地など、後から「墓じまい」することになっても費用は安価ですむタイプもあります。
まとめ
屋内型の墓地と外にある一般的なお墓は「どちらが優れているか?」というよりも、お客様の希望内容に合わせて購入を決める方が良いでしょう。
ご予算やお車の有無など家族でしっかりと話しをしておくことが必要です。たしかに少子高齢化や都心回帰に合わせてお墓を選ぶ必要もありますが「終の棲家」となる場所はどちらが良いか両方見比べてから決める必要があります。
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